色鉛筆を使って間違えてしまったとき、どのように綺麗にしていますか?
鉛筆を消しゴムで消すように消すとなかなか鉛筆のようには綺麗に消えてくれないのが色鉛筆。
どうしたら綺麗に消せるのか気になりますよね。
スポンサーリンク
☆そもそも色鉛筆はなぜ消しゴムで綺麗に消せないの?
まず鉛筆と色鉛筆の違いについて見ていきたいと思います。
鉛筆の芯は黒鉛でできており、炭の仲間でできています。
まず。黒鉛を粉にして黒鉛と粘土を混ぜ合わせて高温の炉で焼き固めて作ります。
黒鉛と粘土の混ぜ方の割合を変えることによって、芯の硬さを変えることができ、HBやBなど濃さの違う鉛筆を作ることができます。
一方、色鉛筆の芯は色の元になる顔料や染料、書き味をよくするためのタルク(滑石)や蝋やワックス、固めるための合成のりなどが使われています。
これらの材料を混ぜて、50℃の乾燥機で70時間ほど乾かして色鉛筆を作ります。
このように普通の鉛筆と色鉛筆では作り方が違い成分も違います。
普通の鉛筆は紙に書くと薄く張り付くので「消しゴム」で消えますが、色鉛筆の芯はしっかりと紙に張り付くため、消しゴムで綺麗に消すことは難しいです。
顔料とロウ(ワックス)、合成樹脂などを混ぜ長時間かけて乾燥させたもので非常に柔らかいために紙の凹凸にロウが入り込み、消しゴムで剥がすことができなくなってしまうのです。消しゴムで薄くはなりますが、入り込んだ分だけ残ってしまいます。
☆色鉛筆を綺麗に消すにはどうしたらいい?必要な物ってなに?
普通の消しゴムだとやはり、完璧に消すことはできません。
そこで、色鉛筆を消すのにおすすめな消しゴムを調べてみました!
1.フォームイレーザーダブル サクラクレパス
色鉛筆メーカーのサクラクレパスが作っているだけあって綺麗に消えます。
粘りがあり、紙にとてもフィットします。
2.フォームイレーザー パイロット
こちらはパイロットですがこちらも良く消えますよ。
フォームイレーザーと名のつく消しゴムなら色鉛筆は綺麗に消せるようです。
他にも砂消しなどがありますが、紙が傷つく恐れがあるため、できれば上記の消しゴムを使ったほうがよさそうです。
スポンサーリンク
☆特別な消しゴムなどがない時はどうすればよい?
気になるのがこれですよね。
すぐに消したい!というときになかなかフォームイレーザーなんて持ってないわというのが大半だと思います。そこで、フォームイレーザーの消しゴムを使わないで綺麗に色鉛筆を消す方法を調べました!
まず、大胆な方法だなと思ったのですが、
- 紙を削る
- 同色の紙をはる
- 修正液または修正テープを使う
というもの。
これは、1は消す方法ですが、2と3はどちらかと言うと、隠す方向になりますね^^;
調べてみたものの、あまりおすすめできる方法ではありません。
一方で、使えそうだなと思ったのが、熱で温める方法です。
こちらは壁紙などに有効です。
色鉛筆は先ほども書いたとおり、油脂状でできているため、熱で溶ける性質があります。
そのため、汚れた箇所をドライヤーで温め、綺麗な雑巾をあててポンポンすると汚れが浮いてきます。
このとき重要なのが、決してゴシゴシと擦らないこと。
色鉛筆の汚れが広がってしまうため、必ずポンポンと押し当てるようにしましょう。
また、色鉛筆の汚れは台所用洗剤でも落とすことができます。
キッチンペーパーなどにシュッと吹きかけ、これで壁をポンポンしても汚れが綺麗に落ちますよ。
☆まとめ
- 色鉛筆を消すときはフォームイレーザーの消しゴムを使う。
- 壁紙の色鉛筆やクレヨンの汚れは、ドライヤーや台所用油汚れ洗剤でも消すことが可能。
スポンサーリンク
最後までお読みいただき、ありがとうございました!