ドーナツの穴はなぜ空いているのでしょうか?
本記事ではドーナツの穴の意味や丸い理由を紹介します。
スポンサーリンクドーナツの穴の意味
ドーナツと言えば、今では世界の色んなところで愛されているお菓子で、日本やアメリカでは身近なお菓子ですよね。
ドーナツは早く作られ安く美味しいため、ヨーロッパからアメリカに伝わり、第一次世界大戦中に兵士にドーナツを配ったところ好評でそこから終戦まで100万個配られたと言われています。
今ではクリスピードーナツ、ミスタードーナツなどが有名になりおやつとして家庭で当たり前に食べられていますね。
されどドーナッツですが、ドーナツってなぜ真ん中に穴が開いているのか考えたことありますか?
ドーナツの穴には諸説あって、歴史を見てもどれが正しいというのがはっきりしたものがありませんので、信憑性ももちろん薄いですね。
船乗りのグレゴリー船長という人が、母親のつくった揚げパンがいつも生焼けだったため、真ん中を指で押し出して穴を開けて中までしっかり火が通るようにしたという説。
ヨーロッパではドーナツの真ん中にクルミが乗っていたものがメインだったのですが、アメリカではクルミの入手が困難だったので穴を開けてようになったという説もあります。
真ん中に穴が空いていると生焼けになりにくく調理はしやすいなと個人的に思ったりします。
ドーナツはなぜ丸い?
丸いドーナツがあるのは、また歴史が関係しているんですね。
ドーナツの原型は、オランダの小麦粉・砂糖・卵で作った生地を酵母で発酵させ、ラードで揚げたボール状のオリーボルという菓子だとされています。
オランダ人はこれを「オリークック(Olykoek)」と呼んでいたんだそうです。
当時はボール状のお菓子にクルミが乗ったもので、祭事用のお菓子とされていました。
ドーナツの名前の由来はドゥ(生地)という意味と上にナッツが乗っていたところから名づけられたと言われています。
今では丸いのと穴の開いたもの、どちらも美味しく食べられていますね。
ドーナツの穴の開け方
簡単なのは100円ショップなどでも売っているので、ドーナツ専用型抜きで形を作ってしまうこと。
小さいのから大きいのまであるのでサイズも選ぶ事ができますね。
もし型抜きがないのでしたら茶碗や湯飲みでも型抜きできます。
茶碗や湯飲みの上の部分で型を取り、続けて下の部分で穴を開ければドーナツになります。
このやり方だと、穴の開けた部分の生地は残ってしまいますが、集めて丸めて揚げれば美味しく食べられます。
ドーナツの生地をボール状にして真ん中を指で押すと穴を開ける事ができます。
この方法なら最初から生地が無駄になりませんね。
スポンサーリンクまとめ
みんなが好きなドーナツ。ドーナツだけでも紐解いていくと意外な歴史がある事が分かりました。
ドーナツが生まれた頃はクルミが乗っているだけでしたが今ではクリームが挟んであったり、チョコレートがかかっていたり、トッピングも無限になりましたよね。
このドーナツですが、今でも米軍の正式なレーションとして食べられています。
スポンサーリンク最後までお読みいただき、ありがとうございました!