ヤギが崖に登る理由とは?崖の上で飛んで落ちないの?

某有名アニメでアルプスに住む少女の作品の中で、ヤギが崖を登っているシーンがありますが、あれはアニメだけでなく現実で野生のヤギも登っています。

立派な角を持っていて一見優しそうな強そうに見えるヤギたち。

あんな断崖絶壁の崖に登って、ヤギ達は何をしているのでしょうか?

登るのは崖だけではないんですよね。

身近にいるようでいないヤギの生態や、ヤギが崖を登る理由は?飼育下でも崖を登ることがあるのか解説します。

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ヤギが崖に登る理由とは?

ヤギは高い場所がやたら好きな習性がある動物で飼育下でもブロックなどを置いておくとその上を歩いたり、木の上に登ったりします。

野生の山羊は切り立った崖を登ったり、足場の悪い岩場にたたずんだりしていますが、その理由は、ただ高い所が好きなだけではありませんでした。

高い崖に登るのは、岩に付着している塩を摂取するために登るらしく、古くから高所で暮らしてきた山羊の本能のような行動ですね。

もう一つはヤギは草食動物なので、木食傾向があり岩肌から出る苔や高山植物系を好んで食べます。

高い岩や崖の隙間に好物の植物があると、それを求めて崖を登ったり木登ります。

ヤギは崖から落ちたりしない?

木登りして折れたりしないかなって心配にもなりますが、生まれてから今までそうやって生きてきていますから、木から落ちて怪我をするという事故もないようですね。

平行棒の上を歩くようにして枝の上を歩き葉っぱを食べる身体能力は人間より遙かに優れています。

崖を登れるほどの力はどこにあるのか。

ヤギのひづめは2つに分かれており、硬い外側と柔らかい内側を使って器用に岩肌の凹凸を掴んでいきます。

それだけでなく、ヤギの眼は顔の横にあって、瞳は横に長いんです。
視野は、ほぼ360度カバー出来ているので崖を登っていて、何をしていても常に周囲を見渡せます。

ヤギは夜の視力能力が高く、夜でも行動します。

ヤギは崖の上で飛ぶ?

ヤギの死因が落下によるものというのは実は不透明なところでもあります。

ヤギがもし崖から落下するとしたら、それはオス同士の喧嘩などですね。

しかし、ヤギというのは意外とタフな生き物で、ちょっとやそっと崖から落ちたくらいで死ぬ事はないようです。

ヤギは一日の日課が崖の隙間などに生えている好物の草などを探すので、脚力は強い動物なんですね。

崖の上でというよりも、崖から崖へ飛び移る様子を捉えた画像がありました。

そして崖から崖に飛び移りながら下へ降りていくんですね。

あんな切り立った崖からどうやって地上へ降りるのかも不思議でしたが、このような降り方を集団で行い生活をしているようです。

飼育下では崖に登る事がまずありませんが、草場を走り回ったりジャンプしたりと言った行動は普通にしています。

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まとめ

意外と知られていないヤギの驚異の身体能力。

動物園に行くとのんびり日向ぼっこをしていても、実際は人間では敵わない身体能力を持っていました。

自然界でも厳しい中生きているので体は丈夫なほうですが、日本など湿気の多い場所で生活すると病気にもなります。

そんなの事も考えながらヤギを観察するとまた新しい発見があるかもしれません。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!