鉛筆はさまざまな濃さがあります。
普段鉛筆を使っていて鉛筆の中でもどの濃さの鉛筆がおすすめなのか気になりますよね。
本記事では鉛筆の濃さでおすすめのものや鉛筆の選び方を紹介します。
スポンサーリンク鉛筆の濃さでおすすめはどれ?
世代を超えて使用されている鉛筆、皆さんはどの濃さを使われますか?
その濃さは硬度という規格で基準が決められています。
それがB、HB、F、Hという基準でさらに、その中にBなら2~6、Hなら2~9とうい分類があります。
特殊な用途(絵描きやデッサンをする場合)を除くと、HB、B、2Bが使いやすいという方が多く、学校でも最も多く使われます。
最も鉛筆を使用する小学生はその成長とともにお勧めが変わります。
- 1~3年生:B、2B
- 4~6年生:F、HB、B、2B
1年生の場合、その地域(教育委員会)の方針や、私立小学校の方針では2Bを指定することが多いようです。
幼稚園と違い、朝から数時間のお勉強ですからね。
身体的負担の見地から、加圧負担の軽い2Bを指定されるようです。
そして、成長に合わせて筆圧には個人差が出てきます。
筆圧の弱い子が濃いB、2Bを使い、筆圧の強い子がF、HBを使うことになります。
また、受験生はマークシート対策でB、2Bの鉛筆を持っていると使いやすいですよね。
国家試験の受験表にはB、2Bの鉛筆持参と書かれていたりしますよね。
芯の硬さで使いやすさが違う?
それぞれのH・B・Fというアルファベットには意味があるのをご存じですか?
- H・・・Hard 硬い
- B・・・Black 黒い
- F・・・Firm しっかりと
Hは硬く、Bは濃いと理解できますね。
さらにHは9段階、Bは6段階の芯の太さで分類されます。
F、Hは1種類のみであり、全部で17種類もの鉛筆があることになります。
文房具コーナーでたくさんの種類がありますので、見てみるのも良いと思います。
鉛筆の選び方を紹介
当然ですが、鉛筆を使う目的によって、H・B・Fの選び方が変わります。
- 7H~9H:非情に硬く、紙以外の石や金属へ字を書く時に使用します。
- 3H~6H:紙に小さな字を書く時に使用します。設計図作成等。
- H~2H:一般的に使用します。小さな字、薄い字を好む人が使用します。
- F、HB :一般的に使用します。
- B :一般的に使用します。芯が柔らかい為、子供の使用に適しています。
- 2B~3B:一般的に使用します。Bより更に芯が柔らかく、長時間の筆記に適しています。
- 4B~6B:デッサン用に使用します。芯が非情に柔らかい為、筆圧の下限で濃淡を描くことに適しています。
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まとめ
小さい頃から慣れ親しんだ鉛筆ですが、その種類の多さに驚きますよね。
H、Bなど普通に使っている呼称が、Hard、Blackという身近な英単度に由来していることもあまり知られていません。
その基準自体は長く変わらないままですが、時代とともに教育現場での主流はHBからB、2Bへと変わりつつあります。
逆説的に言うと、人間側の考え方や環境が変わっても、鉛筆は17種類のままで問題がないと言えますね。
鉛筆そのものは変わらず、消しゴム付きのもの、名前の刻印入りのものと仕様は増えていますので、やはりいつの時代でも身近な文房具の筆頭ですね。
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