電話でよそ行きの声になってしまう理由とは?女性は電話の声が高くなる?

 

私は電話で話をするとき、なぜか声のトーンが上がってしまうのですが、あなたはどうですか?そういえば姉も電話で話すときは、ワンランク、グレードアップしたような高い声で話をしていますが、これって女性特有な事象なのかな…。

いえいえ、そうではありません。女性だけでなく男性も同じみたいです。その証拠に、夫なども電話ではちょっと「いいかっこ」な声で話をしています。もっとも相手が他人の場合ですが…。

巷では、こうった電話の声を称して「よそ行きの声」といっていると知って笑ってしまいました。ほんと、ズバリ、よそ行きの声そのものです。では、どうしてよそ行きの声になるのでしょう…。今回はその理由を考察してみることにします。

 

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電話でよそ行きの声になってしまう理由とは?

どうして電話ではよそ行きの声になってしまうのか、その理由ですが、その前に、よそ行きの声ってどんな声か考えてみましょう。いつも話すときの声よりもちょっと高い声、そして張りがあって大きい声、滑舌のよい声、みたいな感じでしょうか。

人によっては、かわいい声(これを巷ではぶりっこ声というらしい…)になることもあるとか。でもよく考えてみると、みんな、家の中で家族と話をするときの声と、学校や職場で話をするときの声って違うと思いませんか?

つまり、誰でもよそ行きの声をもっているんですよね。それが電話だと著しく出てしまう…。そんな気がします。では電話だとどうして目いっぱいよそ行きの声になるのでしょう。

私が思うに、電話だとお互いに顔が見えないから、無意識に相手を思いやる気持ちが働くからじゃないでしょうか。つまり、聞き取りにくい声で話をして相手に聞き返させてはいけないとか、低い声でぼそぼそとしゃべって機嫌でも悪いのかと相手に思わせてはいけない、とか、そういった配慮が働いているからなのではないでしょうか。

だから、電話の声は高い声になり、しかも張りがあって大きな声になるのですよね、きっと…。

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女性は電話の声が高くなる?

女性の中には電話に出ると声が異様に高くなる人がいる、といわれているようです。これはどうしてでしょう。これには2つのパターンがあるように思います。

1つは、かわいくて華奢だというイメージを相手に与えたいとする女性心理によるもの。上述の「ぶりっこ声」に該当するものかもしれませんが、これは若い女性に多いとされています。

もう1つは、40代以上の女性に見られるもの。「年齢って関係あるの?」と思われるかもしれませんが、はい、あるのです。実は、女性の加齢による症状の1つとして、声が低くなるというのがあるのですが、あなたはご存知でしたか?医学的根拠は、女性ホルモンの減少によって声帯がむくんだように腫れて声が出にくくなるからだ、そうです。だからこそ、高い声を出して若さをアピールする…、と巷ではいわれています。

いずれにしても、女心のなせる業とでもいうのでしょうか。これって悪いことだとは思いませんが、あなたはどう思われますか?

まとめ

「人間が電話で話す声ってよそ行きの声で、高いって思わない?」、といわれると、ふむふむ、なるほどそうだよな、と思ってしまいます。ことに女性の場合、顔が見えないことをいいことに若作りをしている、とか、ぶりっ子をしている、とか、いろいろな意見が飛び交っているようですが、本当のところはどうなのでしょう。

人間の心というものは、本人が気づくかどうかに関わらず、繊細で機微に富んでいます。電話という、相手の顔も見ずに会話することができるという文明の機器を手に、その心はどういった反応を示しているのでしょう。

私はいつもそれを考えてしまいます。そして、相手の顔が見えない電話だからこそ、受話器や携帯電話を手にした私たちの心は、いろいろなシグナルを発信して、「よそ行きの高い声」を出してしまうのかもしれませんね。何だかかわいいような不憫なような…、いつも気をつかわせてごめんね、っていいたくなってしまいます。

 

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