『いだてん~東京オリムピック噺~』第10 話が放送されました。
こちらでは『いだてん~東京オリムピック話~』第10話のあらすじネタバレを紹介していきます。
※ネタバレを含むため、内容を知りたくないという方はご注意ください。
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いだてん第10話あらすじとネタバレ
『いだてん~東京オリムピック噺~』
ようやくストックホルムに辿り着いた四三達でしたが、未だに治五郎は到着せず…
挙げ句に監督の大森の体調はますます悪化してしまう。
不安しかない四三は気持ち落ちつかない中走り出すのだった。
四三練習開始!
ストックホルムに到着してから、四三と弥彦は現地の記者から取材を受ける。日露戦争での勝利の為か、日本人選手2名への注目は二人の想像を遙かに越えていたのだった。
四三は治五郎への手紙の中で、翌日から弥彦とともに本格練習に入ること、又1ヶ月半気を抜くことなく最後まで必ず乗り切ることを手紙に記した。
四三は坂道を中心に三里から四里を繰り返し一人で走る練習をしていた。しかし他の選手達とすれ違う度孤独を感じてしまっていた。
なぜなら、他の国の選手達は、種目に対して数名の選手がおり、それぞれアドバイス等を話しながら進めていた。また西洋人との体の作りも体格差もあるため、二人にとってはとてつもない劣等感しかなかった。
ホテルへ戻ると監督である大森から、マラソンの他に10000m走にも出場してはどうかと話があり、マラソンの予行練習にもなるからと弥彦に言われ四三は同意する。
弥彦も又、100m、200m、400mに出場すると伝える。
不安の練習…
大森の体調はその後も良くなることはなく、弥彦に練習メニューを安仁子から受け取りそれをひたすら孤独にこなすしかなかった。
しかし、大森はマラソンについては専門外だったため、四三へのアドバイスはもらうことが出来ず、さらに孤独の練習をしていた。
ある日、ロッカールームで西洋人のロザロに声をかけられた四三。
ロザロは四三が履いている足袋が気になり、それを見せて欲しいと伝えた。
ロザロは母国で大工をしていた。お金がなく、電車にも乗れず毎日走って通勤していた所スカウトされ、マラソンを始めたと四三に話す。
親近感を覚えた四三は、自分も東京高師まで走って通学していた事を伝えると、自分の足袋のストックをロザロへプレゼントする。遠い異国の地で同じような境遇の人がいるのかと四三は嬉しく思った。
他の国の選手達も、世界記録を出した四三に興味を持ち、使用している足袋を分けて欲しいと声をかけてくる。一躍有名になった四三。ストックしていた足袋が無くなってしまった為、急きょ播磨屋の幸作に電報を打ち、足袋を急ぎで送って欲しいと頼んだのだった。
スポンサーリンク弥彦自信喪失してしまう!
6月15日、四三は治五郎に手紙を出し、弥彦が他の選手達のスピードの違いを思い知らされ、すっかり自信を無くし、練習12日目には誰も部屋から出なくなってしまったことを手紙に記す。
弥彦を心配して部屋を訪れた四三は、すっかり自信無くし、弥彦にとって四三の存在も弥彦自身を苦しめる要因になっていた。
なぜなら世界記録をもつ日本人として注目されているのは四三ばかりで、自分の記事が新聞に掲載されたかと思えば、四三の記事に間違って写真が掲載されただけだった。
弥彦は四三を部屋から出ていくよう告げその足で大森の部屋へ行くと、げっそりと痩せた大森が苦しそうに咳込んでいる姿を目の当たりにした四三。大森に対し抱いた怒りなども吹き飛ぶほどの衝撃であった。
大森の部屋を出て再び廊下にでると、弥彦の部屋のドアが開いており、光が漏れていたのが気になり、部屋をのぞくと、弥彦が窓に足をかけて飛び降りそうになっている所を発見するのだった。
そんな弥彦を見た四三は、必死に弥彦を引き留め、『僕たちがオリンピックに出るとゆうことは、我らの一歩は日本人の大きな一歩ばい!速かろうが、遅かろうが、我らの一歩には大きな意味があるったい!』
その言葉を聞いた弥彦は泣きながら頷いた。
それ以降、四三は弥彦の練習にも一緒に参加し、大森からのメモを参考にして試行錯誤に練習をしていった。
次第に弥彦も元の痛快男子ぶりが戻り、練習の成果も少しずつ出始めていた。
大森の体調も次第に回復の兆しが見え、ようやくグラウンドにまで出てこれるようになった。
治五郎あらわる!!
6月23日、夏至を迎えたストックホルムでは日は暮れず夜が全くなく、この季節スウェーデンの人々は『夏至祭』を楽しみ、ホテル内にも陽気な音楽や笑い声などが響き、四三と弥彦はうんざりしていた。
耐えきれなくなった四三は弥彦とホテルの食堂に向かい、静かにして欲しいと頼みに行くが、人々はにぎやかに二人をはやし立て、日本の歌を歌って欲しいと求め、仕方なく四三と弥彦は国歌である『君が代』を歌った。
歌い終わると誰かの拍手が響きそこには、人垣がわれ治五郎が姿を現したのだった。
ようやく到着した治五郎に四三は安堵の表情をみせた。
治五郎は自分の部屋に四三と弥彦、大森夫妻、内田公使を呼び、四三には清さんから預かってきた足袋を、大森には製本された『オリンピック式陸上運動競技法』を手渡した。
オリンピックの開会式のプログラム見ると、日本はイタリアの次に入場する事になる。
入場の為のプラカードの表記について、大森と治五郎は『JAPAN』でいこうと話すが、四三は納得しなかった。
『日本でお願いします。そうでなければ私は出ません。』
四三は日本での表記でないと出場しないと頑なに拒否する。
しかし、大森達は読めなければ意味がないと四三を説得するが全く決まる気配なく、治五郎自身も不穏な空気を感じるのだった。
いだてん第10話を見た感想
今回の話では、弥彦の人間らしい部分が表現されていましたね。今までは負け知らずだった弥彦が初めて、世界の強豪達を目の当たりにし、恐怖さえも感じたのでしょうね。四三も他国の選手達とも打ち解けているところ等をみてよけい孤独感まで押し寄せ自信をなくしたんでしょうね…
知らない土地で、又監督の体調不良が続き練習もうまく行かない状態で不安しかないですよね。けどこれがきっかけで二人の絆が深くなったのは素晴らしい事ですよね!治五郎さんもようやく到着して良かった!けど夏至祭を自分の為の歓迎と思う勘違いぶりも健在でしたね!
イヤー弥彦の整った体にほれぼれしてしまいました。
これからいよいよ二人がオリンピックの地で他国の選手達と競いあいます!
今後の展開もますます目が離せません!!
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最後まで読んでいただいてありがとうございました。