桃が好きな人からしたら、気にならないかもしれませんが、桃の皮に付いている産毛で痒くなったりした事はありませんか?
皮をむいてしまえば、美味しい実が出てきますが、桃を剥くたびに痒くなったりするのでなぜそんな事が起こるのか、もっと簡単に産毛を取る方法はないのか調べてみました。
皮ごと食べる人もいる桃ですが、それにも理由がありました!
桃好きの人もそうでない人も桃の不思議について解説します。
スポンサーリンク桃の産毛がかゆいのはなぜ?
山芋を触ると痒くなったりしませんか?
それと同じ事が桃でも起こりうる場合があります。
桃の皮の周りにある無数の産毛は実を食べられないように守る役割があります。
桃の皮を触ると痒くなるのは一種のアレルギー反応とも言われていますね。
好きな人は桃を皮ごと食べますが、皮ごと食べると口の中が痒くなったり、赤くなったりすると言った症状が山芋などと同じ理由で起こります。
産毛が刺さる?
細かい毛だから刺さったりしないよね?と思ってはいけません。
外敵から食べられないようにするための毛ですから、何かしらの防衛対策がされています。
桃を触って痒くなるのは単にアレルギーだけではありません。
桃の毛が刺さってしまっているんです。あんなに細かな毛が刺さっているなんて驚きですよね。
桃を触ると分かりますが、ザラっとしてるんですね。それを素手で触ったり触ったままの手で顔などを触るとその部分にも毛が刺さり痒くなります。
口の中が痒くなる理由も同じで、皮ごと桃を食べた為に桃の毛が口の中に刺さり痒くなったり痛くなってしまうんですね。
ちなみに、新鮮な桃であればある程産毛も多いので、美味しい桃である証拠にもなりますね。
産毛の取り方を紹介
素手で触ると毛が刺さって痒くなってしまいますが、ちゃんと産毛の取り方を分かっていれば、痒くなる事なく綺麗に皮まで剥く事ができます。
手始めに流水で綺麗に洗います。ここで皮をある程度落としておきましょう。
続いて薄手の布きんやキッチンペーパーでしっかりと拭き取ります。
こうすれば、桃を皮ごと食べる事もできますね。
桃の皮には栄養があり桃を皮ごと食べるのを勧めている農家もあります。
桃の皮と実の間にも水溶性食物繊維のペクチンが豊富に含まれており、整腸作用があることから便秘解消に効果があります。
また皮に多く含まれているカテキンには抗菌作用があるため口腔内を清潔に保つのと、抗酸化作用もあるのでアンチエイジングに効果的です。
今まで実だけ食べて、捨ててしまっていた人は勿体ないですよ?
スポンサーリンクまとめ
桃の皮には産毛が生えていて害虫などに食べられないようにするという事が分りました。
実を守っている桃の皮には栄養素がたっぷりあるので、丸ごと食べた方が美味しく体にもいいですね。
だからといってたくさん食べすぎるのも体によくありません。食べ過ぎると下痢を起こす事もあるので、適量を食べるようにしましょう。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!