ストーブの石油をタンクから補充する時に使うポンプの名前を知っていますか?
赤い取っ手の誰もが見たことあるポンプです。
誰もが見たことありますが、ポンプの正式名称は「醤油ちゅるちゅる」という説もあります。
「ポンプに名前ってあるの?」「石油なのに何で醤油ちゅるちゅるなの?」と不思議に思いますよね。
本記事は、醤油ちゅるちゅるの正式名称や使い方などについて紹介します。
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醤油ちゅるちゅるの正式名称は何?
醤油ちゅるちゅると調べると、石油ポンプの事を意味しているというのが多いです。
調べると醤油ちゅるちゅるは、医師である中松義郎という方が発明したとの説があります。
醤油ちゅるちゅるは、正式名称ではなく「石油燃焼器具用注油ポンプ」が正式名称とも言われています。
ネット上は、憶測が飛び交っているので本当かどうか怪しいですね。
醤油ちゅるちゅるの使い方
醤油ちゅるちゅるの使い方は以下の通りです。
⦁ 赤いポンプの一番上の白いキャップをしっかり閉める
⦁ 石油が入ったポリタンクをストーブのタンクよりも高い位置に置く
(ポリタンク内の水面がストーブのタンク内の水面よりも高くなっていればOK)
⦁ ポンプの上にあるネジを閉める
ネジをしっかり閉めないとポンプを押しても灯油を移す事ができない。
⦁ タンクにホースを入れて赤いポンプ部分を何回か押します。
ホース内に灯油が流れれば、移せています。
ポリタンクをストーブタンクより高い位置に置くと、高低差ができ2~3回押せば勢いよく流れだします。
止める時は、ポンプの上の白いキャップを開けるだけでOKです。
醤油ちゅるちゅるの語源を紹介
醤油ちゅるちゅるの語源も様々な説が飛び交っています。
「醤油ちゅるちゅる」と検索しても該当する資料がみつかりません。
灯油ポンプと検索すると、医師の中松義郎が灯油ポンプ(醤油ちゅるちゅる)を発明したとの説があります。
記事取材でも中松自身が「醤油ちゅるちゅる」と命名したとの説もあります。
醤油ちゅるちゅるは石油ポンプの事を意味しているとの説が多く、灯油ポンプも石油燃焼機器用注油ポンプと正式名称で登録されています。
中松氏が、灯油ポンプ(醤油ちゅるちゅる)を発明した理由は、中松氏の母が寒い日に一升瓶から小さな醤油さしに醤油を移す姿を見て開発しようと決めたそうです。
最初から灯油ポンプを作ったのではなく、を気圧の変化により簡単に醤油を移し替えられる(醤油ちゅるちゅる)を発明しました。
ネット上では、「醤油ちゅるちゅるより石油ポンプが先に作られた?」などの説が話題となり、検索しても真実は書かれていません。
他の説では、そもそも灯油ポンプは「サイフォン」という方法から発明されました。1907年にチューブで、高低差を作り高い位置から低い位置にある容器へ移す方法で、特許が取られました。
中松氏が考えたのは、1947年に現在の握るタイプの灯油ポンプではなくスプリングの力を生かしたものでした。
中松氏が命名・発明したという醤油ちゅるちゅるは、石油ポンプの原理を参考に醤油用に作ったとの説が強いです。
まとめ
現在は、石油ヒーターを使っている人は雪国以外の人しかいないでしょう。雪国では石油ヒーターは重宝視されていますね。
石油をタンクに移す際に使う灯油ポンプに正式名称があるのを知っている人は少ないと思います。
「石油燃焼器具用注油ポンプ」や「醤油ちゅるちゅる」などネット上では様々な名称や発明説が飛び交っています。
私も醤油ちゅるちゅるについて調べましたが、明確な情報がなさすぎだと思いました。まぁ、灯油ポンプの正式名称や語源を知りたいと思う方は少ないと思いますが(笑)
ただ、灯油ポンプの使い方は知っておいた方がいいですね。
雪国以外で今は、石油ヒーターを置いている家庭は少ないので、灯油ポンプを見たことも使ったこともない人が多いはずです。
いざ、使う時に使い方が分からないと駄目ですからね。今回紹介した事を参考にしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!