お茶が緑色なのはなぜ?色が変わる理由と変色を防止する方法は?

最近暑い季節になりましたね。

この季節大事なのは水分補給!

皆さん当たり前のようにお茶を飲んでいると思いますが、抹茶や緑茶は緑色をしていますよね?

名前に「茶」が付いているのに緑色…不思議な感じですね!

また、お茶にもいろいろな色がありますよね?

茶色に緑色など種類によっては多くの色に分けられます。

今回は、お茶はなぜ緑色なのか?お茶の色が変わる理由と変色防止する方法について調べていきたいと思います。

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お茶が緑色なのはなぜ?

 

お茶が緑色になる理由としては「緑葉素(クロロフィル)」という成分が作用しているためです。

茶葉は元々緑色をしているのですが、茶葉は成葉のままで置いておくと、酸化して茶色に変色してしまいます。

酸化を防ぐために、成葉を蒸すことにより酸化が止まります。

これを「殺青」と言います。

殺青をすることで、茶葉の緑葉素が残り、お茶の色が緑色になります。

また、お茶の種類で、紅茶や烏龍茶がありますが、これらは茶葉を殺青をしていないため、酸化が起こり茶色のお茶になっています。

 

皆さん、お茶を飲んでいる時に色の変化を感じたことはありますか?

実はお茶は時間がたつにつれて色が変化していくのです!

一番わかりやすいのだと、緑茶が緑色から茶色に変わることだと思います。

なぜ時間がたつと色が変わってしまうのでしょう?

 

お茶の色が変わる理由は?

 

 

①カテキンが時間により変化する

・お茶の中には「カテキン」という成分が入っており、この成分が時間がたつにつれて酸化し、色の変化に繋がります。

 

 

②アミノ酸と糖が時間により変化する

お茶にはカテキンの他にも様々な成分が含まれています。

その中の「アミノ酸」と「糖分」が時間がたつにつれて、アミノカルボニル反応により赤化が進みお茶の色が変化します。

主に時間がたつと色が変化してしまう様ですね。

すぐに飲む場合はいいですが、仕事なので職場に持っていくなど時間がたつものは仕方がないようです。

品質上は問題ないですが、やっぱり色が変わると気分的に飲みにくくなりますよね(笑)

では、色の変化を防ぐにはどのような対策が効果的なのでしょうか?

 

 

お茶の変色を防止する方法は?

 

①お茶を冷たくして持っていく

お茶は高い温度で保存しておくと酸化して色が変化してしまいます。

持ち運ぶ際は冷やした状態にしておくと、色が変化せずに持ち歩くことができます。

 

 

②極力満杯の状態で保存する

お茶は空気に触れることで酸化が進み色が変化してしまいます。

持ち運ぶときはギリギリまでお茶を入れることで空気に触れる時間を減らせば変化するのを遅らせることができます。

 

 

③レモン汁を数滴入れておく

レモン汁にはビタミンCが入っており、これを数滴入れておくことにより色の変化の元になるタンニンや葉緑素より先に酸化してくれるので変色を防いでくれます。

 

お茶にも寿命があり、1度お湯を通した茶葉は、二煎目、三煎目までは使用可能ですが、2時間程度過ぎたら茶葉を捨てることをおすすめします。

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まとめ

 

今回お茶の色の変化について色々調べてきましたが、多くの原因は時間の経過による酸化によるものです。

色が違うだけで品質としては変わりありませんが、出来れば緑茶は、元々の色の状態で飲みたいですよね!

これからの時期は暑くなるので、会社や学校に持っていくときは、冷えた状態で持ち歩くことをお勧めします。

また、レモン汁やクエン酸を入れて事前に色の変化を防ぐのもいいですね。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!