高嶺の花第8話が放送されました!
あらすじネタバレを書いていきます。
スポンサーリンク高嶺の花第8話あらすじネタバレ!ついにももまで壊れる?
兵馬(大貫勇輔)の生花を見ているもも。
そして、モブという世話人がいます。
昔拾われたらしいです。
兵馬は、後ろ活けを披露します。
空蝉の自分が見ているようです。
兵馬「花は何も考えていない。ただ美しく咲くだけ。」と。醜い人間たちとの対比で、うたわれることも多いが。例えば、ひまわり畑をご覧なさい。どの花も貪欲に、太陽の日差しを求めている。爪先立ちして必死に首を伸ばして、争いに敗れてうなだれ枯れ落ちているものもよく見ればいる。土の中はどうです?隣の領地まで養分を得ようといやらしいほどに根を伸ばしているのです。人間と同じ。命あるものは、生きるために欲望に忠実だ。花もまた実は人間同様醜いのです。時が来ればやがて散るのもまた同じ。いとあはれなり。」
ちあき(香里奈)とぷーさん(峯田和伸)が図書館で会います。
そのとき、生花の本を見ています。
モネの本も見ています。
そして兵馬の生花を「すばらしいです」と。
兵馬「以前は。」
兵馬「取り戻したいんですよね?」
もも(石原さとみ)「できるでしょうか?」
兵馬「あなたが誰もいない場所で、独りぼっちで咲く覚悟です。欲望から離れ断崖絶壁にただ一輪だけ咲く。」
もも「高嶺の花」
兵馬「なのに、地上に降りて恋をしようとした」
ここで、OPです。
ぷーさんはみんなが集まるお店で、ちあきと食事をしています。
友人たちは、ちあきの正体が知りたそうです。
自己紹介をする友人たち。
そして、教頭も加わります。
ちあきは自己紹介をします。
看護師をしていると紹介すると
ぷーさん「高嶺の花をうらやむより、足元の豆を拾え」
そして、なんちゃってバツイチの詳細をちあきに教えます。
友人らはぷーが邪魔らしいです。
ちあき「私好きだって言いましたっけ?この人のこと。」
ぷーさん「全く言ってないです。一言も」
ちあき「ですよね」
そして、ももとお手伝いが話をしています。
お手伝いはルリ子(戸田菜穂)が嫌いなようです。
なな(芳根京子)も口紅をしています。
そこにルリ子が触ろうとしますが
なな「触らないで」
ルリ子「なな」
なな「私に触らないで。まだ私に、「お母さん」と呼ばれたいなら。」
家元(小日向文世)は審査する師範たちが集まります。
そして、兵馬も来ます。
師範たちの中から無差別に6人を選びます。
そこで、家元は、長い時間を与えて、作品だけを見せるために、一同には、出ていくようにいいます。
家元「誰ぞへの忖度もな」
家元「ただ並んだ花のみにて競う。選ばれたお前たちも、ほとばしる才気をどちらの作品に感じるかその目で見定めるのだ。どちらがどちらの作品かは。そうだ神のみぞ知る。」
ももはななを心配しています。
なな「月島のたゆたう光と影」
もも「そう。ガチで行くのね」
そして、時計がなります。
二人は花を生け始めます。
ルリ子は宇都宮に作品だけを見ても、勝負になったことを伝えます。
ルリ子への態度は冷たいといいます。
花を生けていることを宇都宮は良かったといいます。
なな「私は、許さない」
ぷーさんは生花の本を読んでいます。
ももの気持ちを少しでも、知ろうとしています。
ぷーさん「泣いたんだよ俺。親父のことでさ。ももさんの前で俺。抑え込んで諦めて、ずっと過ごしてたんだけど。お笑いとかコメディーとかって、その場は楽しんでいっとき忘れるけどまた嫌なことはここに戻って来るじゃない。でも泣くってさ、あんなにスッキリするものだと思わなかったよ。」
あきほ「デトックス効果か。」
ぷーさん「何か誰かの前で弱みさらして泣くのって、すげーぞ。心の中の変なこびり付いたカスも流れ落ちる感じ。」
あきほ「ももちゃんに感謝なんだね。」
ぷーさん「だからさ、今度はその彼女が苦しんでるんだとしたら、なんとかヒントくらい見つけてあげられないかなって。」
あきほ「芸術家の悩みなんか分からんでしょ?」
ぷーさん「みんな芸術家だよ、女性は。俺からしたら、女はみんな芸術家さ。おふくろもそうだった。急に怒ったりすねたり、泣いたり、かといってすぐ笑ったり。そしたらまた不機嫌になったり。さっぱり分かんない。お前だってそんな格好して、何でか自分の家よりこんなとこ入り浸ってる。お前の母ちゃんもコロッケ揚げ続けて、コロッケとは話すけど、旦那とは5年口も利いてない。自分から離婚してもまるで何事もなかったように元旦那と毎日会ってる佳代子。全ての女性は、謎いっぱいの芸術家さ。」
そしてもも、生ける花を悩んでいます。
そして、ぷーさんに言われたこと、兵馬の言葉、家元の言葉、悩み続けます。
もも「それが私の宿命なんでしょ?」
そして、何かを吹っ切れたかのように生け始めます。
家元と6人の審査員が入ってきます。
ももとななは裏側にいます。
審査員たちは、順番に表をお互いに入れていきます。
そのことを兵馬は気づいています。
最後の家元が決する事に気づいています。
そして、家元が最後に菊の花をおきます。
家元「見事であった」
なな「えっ!?」
そして、勝負は決します。
ぷーさんはもう一人の自分はわからないようです。
ななに決まったようです。
ももの作品のほうが勝っているように見えたと家元に進言します。
家元「しかし、その危うさ、内から滲む悲鳴のような憤りが点在し、私はハッとするほど引き込まれたのだよ。薬は毒から生まれる。よくぞ短い間にその感性を手に入れたものだと。一方のももよ。お前はあえて、ななが選ぶ家財を避け、その対比で遊ぼうとした。受けて立ったつもりなのだろう。才気、技量、決して妹に負けるものなどないとな。後ろ生けの妙手などと褒めそやされていつしか増長したか?しっとりとした上品な色合いをまといながらその印象は高慢であったと言わざるを得ん。まだ分からぬか?それならば、圧倒的であらねばならんのだ。俎上において、一輪の菊をも妹に与えてはいかんのだ。ななには限りない成長を。ももにはあらがえぬ衰退を見たのだ。おごれる者は久しからずや。」
そして、家元が立ち去りますが、
もも「もう一度私にチャンスを、お家元。」
作品を見に来た兵馬
「月島は終わるな」
ぷーさんは朝まで勉強していたようです。
クマができているようです。
あきほ(髙橋ひかる)がきます。
ももは墓参りをしています。
もも「ママ、ごめんなさい。精一杯してない。本当の私はあんなもんじゃないの知ってるでしょ?本来の私なら。そうよ。お家元の言う通り花一輪もななに渡すことはない。関係ない。ママは。自分の命に代えても、私を月島の家元にって。怖い。私、あんなにお家元に反抗して家元どころか華道だってどうでもいいって言ってたのに。なのに私怖い。私、何をしたらいいの?私これからどうすればいいの?ママごめんなさい。全然ダメな子でごめんなさい。何のためにぷーさんと、何のために。」
ぷーさん「君は怒りよりも、悲しみを選び、悲しいを知り、やがて寂しいになり、そして美しいになる。そうでもないかも。って癖をつけよう。俺はダメな人間だって落ち込んだらそうでもないかもって」
そして絵を老人に褒められる宗太。その絵をぷーさんに送ります。
ぷーさん「走れメロス。走れ宗太。必ず間に合うから。大丈夫だから大丈夫。」
そして、ももは自宅で壊れたかのように、花を生けています。
ななはももを抱きしめ、
もも「兵馬様なら取り戻してくれる。蒔かれた種を燃やして。抱かれるの。体から上塗りして心をリセットするの。そんなの、ビッチよね。寂しくて流される軽い女みたい。でも、彼女たちもそうやってバランス取ってるのかもね。私の愛は、素敵なの。素敵なくらいエグいのよ。だから男は受け止められない。ぶっ壊れるか、その前に逃げられちゃうの。それ見て私は寂しくて悲しくて。この人も偽者だったか。って絶望しちゃうの。だったら誰も愛さなきゃいい好きにならなきゃいい。兵馬様に抱かれて、もう一人の自分を取り戻せたら、きっとお家元も。きっと許してくれる。だって私はそれで、最強の華道家に戻れるんだから。あんた、変な子ね。自分の毒を花に込めたら、元のいい子に戻れるなんて。何それ意味不明。その程度の毒なんて一体…
なるほどね。宇都宮に抱かれてなかったのね。だから、ルリ子さんへの嫉妬も憎しみも中途半端。「許さない」って言っても所詮口だけのこと。そんなぼんやりした闇で一体どんな強い光が手に入ったっていうのよ。もう一人の自分を取り戻しに行くの。
ななはクマのぬいぐるみをぷーさんといって泣きます。
宇都宮(千葉雄大)にルリ子はななが家元になることを報告しますが、宇都宮は興味が無いようです。興味がったのは月島の票だようです。兵馬を打ち負かす材料くらいにしか考えていないようです。そして家元の指示で動いたことを告白します。ルリ子を利用したのも家元の指示だったことを、ルリ子は驚きます。
家元「月島の真髄、たゆたう光と影」
バーでは、乾杯をします。
そして、メガネを取るちあきに友人たちが美人とか突然いいだいます。
ぷーさんは婚活中のちあきちゃんに行くように仕向けます。
「あの俺好きだって言いましたっけ?」と叩かれます。
そして、バーになながきます。
高井さん(升毅)はももは兵馬がいるホテルに送ります。
「もも様、やはり戻って休まれたほうが、自暴自棄にならないでください、もっとご自分を大事になさってください」
「父親にでもなったつもり?」
そして、兵馬のところにいったことを、ぷーさんに伝えます。
佳代子(笛木優子)「恋愛感情ない男に抱かれてリセットって。」
ちあき「もうこれで戻る資格もないって、体と心に、強烈にメッセージをたたき込む。」
そして、ももの所に、ちあきの車で、ぷーさんは向かいます。
兵馬「私は君を愛さないし、君も私を愛していない。その彼の名前は?」
もも「風間直人」
兵馬「消し去りたい?粉々に。簡単さ。割と簡単ですよ。」
そして、キスを交わす二人。
ベットでキスをする兵馬。
ぷーさんは部屋に向かいます。
どうやら、ももはベットルームで気をうしなったようです。
兵馬「君が心に蒔いた種を、焼き尽くそうとしたらね。勘違いしないでくれ。下世話な嫉妬で、気にしてるとしたら未遂に終わったから。壊れて気を失ったのは抱かれる前さ。でも次の機会もある。それが彼女の望みだからね。」
気を失っているももに近づくぷーさん。
そして、ももを抱きかかえて、「もう一人の自分。子供じゃないですか?子供の頃の自分。たくさん考えまして。だとしたら、一度消えたら、二度とは現れないんじゃないですか?人として健全な成長なんだから。子供の頃、人形に名前を付けるようなもの。独りぼっちの子が、人形を実在する友達として。大人になって来たら独りぼっちじゃなくなったらいなくなって当たり前。彼女を騙すのはやめてください。次の機会はねぇーよ」
ホッとして、エレベーターの中で、座ります。
節子「男はどっしりと構えてなきゃいけないよ。百獣の王ライオンさ。メスに狩りをさせたっていい。いざっていう時、守ってくれりゃあ。女はそれでいい。」
そして、ももは目覚めます。
もも「ぷーさん」
ぷーさん「大丈夫ですか?」
もも「来たの?」
ぷーさん「来ました」
もも「ねぇ。私の愛は素敵なの?」
ぷーさん「はい」
もも「エグいくらい、素敵で、深くて激しい。誰も受け止めきれなくて、壊れちゃうか、逃げちゃうの」
ぷーさん「そうですか。でも、俺の愛の素敵ですよ」
もも「ええ」
ぷーさん「なんなら、あなたの愛より素敵です」
もも「証明できる?」
ぷーさん&もも「割と簡単ですよ」
そして、車の中に入ります。
スポンサーリンク高嶺の花第8話感想
ついに、もも様も、壊れちゃいましたね。
ナナ様が壊れたかと思いきや、次はもも様か!
兵馬によって、さらに壊されましたが、無事にぷーさんによって救出されたのは良かったですね。
にしてもこのドラマのセリフの一つ一つがとても美しくて、好きです。
さすが野島伸司先生だなーって感じますね!
セリフ回しがとてもキレイ。
心の撒いたタネとか比喩的な表現も結構あり、見るものの心に落ちてきますよね!
本当によく出来た作品だと思っています!
スポンサーリンク最後までお読みいただき、ありがとうございました!