電車の席はなぜ端から埋まるのか?移動してまで端っこを好む理由は?

日常生活の中でみんなが通勤・通学等で利用している交通機関の中に、電車があります。

決められた時間に出発し、決められた時間に到着するという、普段活用する交通機関では欠かせない存在です。

私も仕事や旅行等でよく電車を利用していますが、移動の時端っこが空いていたらつい座ってしまいます。

無意識にだと思いますが、その時にふと考えてしまいます。

なぜ、数ある座席の中で電車の席はなぜ端から埋まるのか?移動してまで端っこを好む理由は何?この疑問について、色々調べていきたいと思います。

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電車の席はなぜ端から埋まるのか?

 

電車の端から埋まる理由については、人間心理が大きく反映していると思われます。

みんな誰しも、他人に踏み込まれたくない・近づいてほしくない距離感というものがあり、これを「パーソナルスペース」と言います。

真ん中に座ってしまうと、両側に人が座ることになり、自然と自分が利用するスペースが狭くなってしまいますよね?

横の人とぶつかったりしないか?相手に不快感を与えていないか?など、少なからず相手に気を遣ってしまうことが多いと思います。

ですので、極力端っこに座りたいという気持ちが表れるのではないでしょうか?

また、クロスシート(二人掛け)だと、通路側に先に座ってしまうと後から座る人が座りずらくなる為、窓際に詰めて座る人が多いと思われます。

特に、通路側に座っている人が寝ていたりした場合、起こしてしまうことになりますよね。

お互いが気持ちよく利用するために、端に詰めて座る人が多いのではないでしょうか?

 

 

移動してまで端っこを好む理由は?

 

移動してまで電車の端っこが好まれる点についてはいくつかの理由があります。

まず一つ目に

 

1、自分が利用できるスペースがある

 

クロスシート(二人掛けシート)には、端っこには物が置けるスペースがあります。

自分が飲んでいる飲料や雨の日に持ち込んだ傘、その他手荷物等小さなものであれば、そのスペースに置くことができ、非常に便利です。

また、ロングシートでも端の席には手すりが付いていて、傘掛け等で利用したり、電車内で寝るときに枕代わりに使う人も多いはずです。

 

2、外の景色が眺められる

クロスシートの場合、片方は通路側となり外の景色を眺めるにも不便です。

旅行などで移動している際、外の風景を見るには窓側の座席が自然と人気になります。

 

3、電車を降りるときに楽

これはロングシートの場合のみですが、電車を降りるとき、真ん中の方に座っていると満員電車の時に降りる際、出口に向かうまでが非常に不便ですよね?

端っこに座っていると、自然と出口に近い位置になる為、降りるときにスムーズに降りられます。

 

4、片側の人にしか気を遣わないので楽

両側に人が座ると、どうしても落ち着かないですよね?

どちらかに寄りたくても迷惑が掛かってしまうし、特に女性の方は両側に男性が座ると少なからず不安な気持ちになると思います。

現に端っこを好む人で多いのは、20代・30代の女性の人です。

女性専用車両など増えているこの世の中、出来るだけだ人との接触を避けたいと思う女の人は多いのだと思います。

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まとめ

 

今回、「電車の席はなぜ端から埋まるのか?」「移動してまで端っこを好む理由」について色々調べてきましたが、多くの人が「他人に気を遣いたくない」、「自分の利用できるスペースを確保したい」という心情から生まれたものだと思います。

通勤・通学などで利用されている電車ですが、使っている人も多く、都会の方では毎日満員で移動時間も苦痛に感じる人も多いと思います。

その中で少しでも楽でいたいという気持ちから、端っこを進んで座りたいと思う人が多くなっているのかもしれません。

特に女性の方は満員電車で不快に感じた経験がある方も多いと思うので、端に座りたいという気持ちが強いのだと思います。

ですが、端っこに座りたいがために他の人に迷惑がかかるようなことは絶対に辞めましょうね!

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!